テント倉庫よくあるQ&A

テント倉庫は確認申請が必要ですか?

テント倉庫は建築物となるため確認申請は必要です。
また、消防設備の設置や消防署への届出等も必要になります。
次の3つの項目に当てはまるものは国土交通省告示第667号に適合され緩和措置が適応されます。
1. 用途が倉庫であること。
2. 延べ面積1,000m2以下で階数が1であること。
3. 軒高5m以下であること。

テント倉庫は倉庫用途以外の目的で使用できますか?

倉庫用途以外の場合は膜構造の建築物(国土交通省告示第666号)で申請できます。
ただし、何でもよいと言うわけではありませんのでご注意ください。
例:工場・作業場・店舗・スポーツ施設等

テント倉庫の軒高はどれくらいまでできますか?

国土交通省告示第667号の緩和措置を受ける場合は軒高が5mまでとなります。
5m以上の軒高が必要な場合は、国土交通省告示第666号となります。

防火・準防火地域に建築可能できますか?

収納物や敷地内の周辺建物などにより発生する条件をクリアすれば建築可能です。

夏場はテント倉庫内は暑くなりませんか?

暑くなります。この場合は、膜の色や材質を変えたりファンを有効活用することにより緩和されます。

テント倉庫は地震に強いですか?

テント倉庫は国土交通省告示の基準を満たした建築物となりますので十分な耐震性がございます。

テント倉庫を建てる場合の納期は何日ぐらいですか?

1棟の大きさにもよりますが数日で建てられます。
納期という面でお話をすると、テント倉庫業者と契約が決まってから約2か月ほどが目安となります。

テント倉庫のおおよその価格を教えてください。

テント倉庫のサイズや形状によって異なりますが、おおよそでm2単価で2万~3万円と考えられます。

積雪テント倉庫と普通のテント倉庫の違いは何ですか?

積雪テント倉庫は普通のテント倉庫より鉄骨の構造を強固に造ってあります。
また、雪が屋根から滑り落ちやすいように普通のテント倉庫より傾斜をつけてあります。

荷捌き場テントはどのくらいの大きさまで建築できますか?

膜構造建築物の場合は3000m2までとなります。(国土交通省告示第666号)

国土交通省告示第667号と国土交通省告示第666号の違いって何ですか?

簡単にご説明すると、国土交通省告示第667号はテント倉庫を安易に建築できるための緩和措置がなされた法規です。
そのため、テント倉庫の用途は倉庫に限定で、大きさも1000m2以下の軒高が5m以下であるとされています。
国土交通省告示第666号は膜構造の建築物とされ、国土交通省告示第667号にあてはまらないテント倉庫の建築物等の法規となっております。

テント倉庫内に消防設備は必要ですか?

消防法により必要となります。収納物、延べ面積及び耐火の種別により、消火器・自動火災報知器・屋内消火栓などが必要となる場合があります。

急ぎでテント倉庫を建てたいのですが、建築確認申請はどれくらいの期間がかかりますか?

建築確認申請の内容によっても変わりますが、おおよそ1か月ほどです。

テント倉庫の屋根部分だけ張替えできますか?

基本的には、張替えではなく、テント膜を屋根面に被せるといった手法がございます。
テント倉庫は天井面と側面も一体のテント膜で作られているため、部分的な張替えなどは基本出来ません。

テント倉庫に使われるテント膜の違いとは何ですか?

テント倉庫内に保管する物や防火地区などの法規によって膜材は変わってきます。基本的に防炎膜が絶対条件ですが、不燃材を使用しなければならない場合もございます。

テント倉庫の移設はできますか?

テント倉庫の移設は可能ですが、建築確認申請が必要となります。その際、移設予定のテント倉庫が移設場所の法規に合っている必要がございます。